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在日の結婚式は、ここが違う!

在日の結婚式を徹底紹介!

あなたは在日の結婚式についてどれくらい知っていますか。

在日の結婚式に出席したことのない方は、きっと日本の結婚式とはどこが違うのかと疑問を持つのではないでしょうか。

ひとえに在日の結婚式といっても、地域やコミュニティによって趣きが異なったりもします。また在日の結婚式は昔と現在とで少し雰囲気が変わってきました。

在日の結婚式を知ってみると日本の結婚式とこうも違うのかと驚くことでしょう。

今日は、そんな在日の結婚式について詳しく紹介していきたいと思います。

昔ながらの在日の結婚式


昔ながらの在日の結婚式といえば、やはり中華の宴会場が鉄板のパターンでした。

今でこそ在日同士の付き合いも希薄化してきました。

昔の在日コミュニティは今より団結力が強く、誰かの結婚式ともなれば大勢の人々がお祝いに駆け付けました。

予定になかった出席者のドタ参などは日常茶飯事…。そのため円卓の中華は急な人数の増加にも対応しやすかったようです。

料理は中華料理に加えて、キムチやチャプチェなどの韓国料理が並ぶのが特徴。
式場にお願いし、同胞のお店から食材を調達するなんてこともよくあります。

このようなことから、在日の多住地域にある中華の宴会場は、在日の方とお付き合いが多いようです。

イマドキの在日の結婚式

イマドキ在日の結婚式


現在はというと、昔とはかなり変わってきました。

在日の結婚式といっても、さすがに若い人は中華では結婚式を挙げたがりません。それはそうですよね・・・。イマドキの新婦はやはりチャペルで式を挙げたいもの…。

ですがやはり伝統衣装のチョゴリは人気があり、在日の結婚式では華やかなチョゴリを身に着けた人を多く見かけることできます。

総聯系の場合・・・

在日の結婚式の中でも特徴的なのが総聯系の結婚式です。

総聯のコミュニティは、朝鮮学校からのつながりが深いため、結束力が強いです。

そのため結婚式の規模は通常、日本では考えられないくらいの規模になります。司会も流暢な朝鮮語を話す、同胞専門の司会業に依頼することが多いです。まさに在日一色の結婚式となります。

そして、総聯系の在日の結婚式には、いくつかの伝統があります。ここではその中から代表的な2つを紹介したいと思います。

結婚式で騎馬戦

騎馬戦


え!?結婚式に騎馬戦?と驚かれる方もいらっしゃるかと思いますが、これが総連系の在日の結婚式ではわりと当たり前に行われる恒例イベントなのです。

基本的には新郎と新婦の父親を騎馬に乗せて戦わせます。どちらを勝たせるかはその時々によって騎馬となる人たちがシナリオを考えます。

フィナーレに統一列車

統一列車


そもそも「統一列車」は、朝鮮半島の南北を走る鉄道をイメージしています。分断された祖国の統一を願い、人々が連なり、円になって踊ります。

結婚式の終盤でこれがはじまるととても盛り上がり、異様な熱狂に包まれます。

会場の一体感が得られることからフィナーレにはとっておきの余興となります。

在日の結婚式は賑やか

在日の結婚式まとめ

さて今回は在日の結婚式について紹介してみましたがいかがでしたでしょうか。

最近流行のK-POPもそうですが、韓国は歌と踊りが大好きな民族です。感動に重きを置く日本の結婚式と比べ、在日の結婚式はかなり賑やかです。

在日の結婚式をまだ見たことがないという人は、今後在日の友人ができれば、機会があるかもしれませんね。

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